平成24年12月7日
各 位
上場会社名日本テレホン株式会社
代表者代表取締役 社長 高 山 守 男
(コード番号9425)
問合せ先責任者執行役員管理本部長兼経営企画部長 茶 谷 喜 晴
(TEL06-6881-6611)
平成25年4月期第2四半期累計期間の業績予想と実績
との差異および通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、平成24年6月13日付け「平成24年4月期 決算短信[日本基準](非連結)」にて公表しました平成25年4月期第2四半期累計期間(平成24年5月1日~平成24年10月31日)の業績予想について、下記のとおり差異が生じる見込みとなりました。
また、それに伴い通期(平成24年5月1日~平成25年4月30日)の通期業績予想を修正することといたしましたのでお知らせ申し上げます。
● 業績予想の修正について
平成25年4月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(平成24年5月1日~平成24年10月31日)
売上高営業利益経常利益四半期純利益
百万円百万円百万円百万円
前回発表予想(A)
今回修正予想(B)
増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期第2四半期実績
(平成24年4月期第2四半期)
平成25年4月期通期連結業績予想数値の修正(平成24年5月1日~平成25年4月30日)
売上高営業利益経常利益当期純利益
百万円百万円百万円百万円
前回発表予想(A)
今回修正予想(B)
増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(平成24年4月期)
平成25年4月期第2四半期(累計)個別業績予想数値の修正(平成24年5月1日~平成24年10月31日)
売上高営業利益経常利益四半期純利益
百万円百万円百万円百万円
前回発表予想(A)2,8281092
今回修正予想(B)2,821△32△28△47
増減額(B-A)△7△42△38△49
増減率(%)△0.3
(ご参考)前期第2四半期実績
(平成24年4月期第2四半期)
3,211202513
平成25年4月期通期個別業績予想数値の修正(平成24年5月1日~平成25年4月30日)
売上高営業利益経常利益当期純利益
百万円百万円百万円百万円
前回発表予想(A)5,717434234
今回修正予想(B)5,8825235
増減額(B-A)165△38△400
増減率(%)2.9△88.0△95.01.5
(ご参考)前期実績
(平成24年4月期)
6,40512226
修正の理由
第2四半期累計期間の業績予想数値の差異理由

当第2四半期累計期間における業績予想の差異理由につきましては、主力の移動体通信関連事業において、各移動体通信事業者からのスマートフォンを中心とした新機種の相次ぐ導入や、話題の超大型人気機種の発売に伴い、高額な端末機器を中心に需要が堅調に推移すると共に、固定通信関連事業においても、FTTH等の光ファイバーサービスへの加入獲得業務において、大手インターネットプロバイダーとの協業が奏功したこと等により、両事業分野における売上高および新規加入実績は共に、比較的順調に推移してまいりました。
しかしながら一方、中古携帯電話機「エコたん」の販売を始めとするリユース事業におきましては、既存携帯電話の仕入れに相当する中古携帯電話機の確保において、仕入元チャネルの整備・拡充と合わせインターネットを利用したWEBサイトでの買取機能の強化等、不断の努力を重ねてまいりましたが、商品の供給力が顧客の需要に追いつかず、また、フランチャイズ加盟店の新規加入獲得においても、新規加盟料での価格競争や商品不足を背景に当初の見込みを下回ったことにより、販売台数および売上高は共に厳しい状況で推移いたしました。
これらの結果、売上高につきましては、前回発表予想2,828百万円に対し、2,821百万円と前回発表の予想を 7百万円、0.3%下回る見込みであります。
また、営業損益および経常損益につきましては、業績改善の見通しが立て難い首都圏と関西圏の「情報通信ショップ」4店舗を閉鎖し、収益体質の改善に努めてまいりましたが、市場競争の激化に伴う値引き施策や顧客還元型の販売促進施策の拡大と共に、スマートフォンの販売比率が上昇したことによる店頭業務負荷の増大とそれに伴う人件費等の販売コストの上昇により、営業損失 32百万円(前回発表予想は 10百万円の営業利益)、経常損失 28百万円(前回発表予想は 9百万円の経常利益)となる見込みであります。
なお、四半期純損益につきましては、店舗が立地する市場環境が厳しさを増すなか、経営資源の効率的な再配分を企図し、「情報通信ショップ」4店舗について閉鎖を実施すると共に、関西圏の「専門ショップ」1店舗の移転増床に伴う固定資産除却損を計上したこと等により、賃貸借契約解約損 4百万円、固定資産除却損 7百万円、減損損失 4百万円の合計 16百万円の特別損失を計上し、税金費用等 2百万円を差し引いた結果、四半期純損失 47百万円(前回発表予想は 2百万円の四半期純利益)となる見込みであります。



通期業績予想数値の修正理由

通期の業績予想につきましては、主力事業である移動体通信関連事業において、今後もスマートフォンを中心とした新機種の導入が予定され、安定した商品供給を前提に需要は堅調に推移するものと予測されるものの、市場競争の激化に伴う値引き施策の拡大も相俟って、移動体通信関連事業における収益環境は、依然として予断を許さない状況が続くものと思われます。
当社といたしましては、このような市場環境を鑑み、主力の移動体通信関連事業におきましては、顧客ニーズが高く今後も成長が見込まれるスマートフォンやデータ通信端末機器の販売を中心としたモバイル・ブロードバンドへの取組みに注力しつつ、投資効率の観点から既存店舗の移転増床や不採算店舗の閉鎖統合を始め、かかる市場環境の変化に対し機敏に対応した店舗政策を実施することにより、経営効率と収益力の改善を図ってまいります。
また、中古携帯電話機の取扱いを始めとしたリユース事業におきましては、販売価格において低価格帯の中古商品からスマートフォン等の高価格帯の中古商品へと需要は確実に変化しつつあり、販売数量は当初の予想を下回る見込みであるものの1台当りの販売単価は上昇傾向にあります。
今後も引き続き、同事業の重要な要素である中古携帯電話機の在庫確保について、新規や既存の協業先企業との連携を強化しつつ、合わせて訴求効果の高い自社およびフランチャイズ加盟店向けWEBサイトの整備・拡充等、WEBサイトを強化することにより、継続的かつ安定的な端末機器の供給元の開拓を図ってまいります。
上記に記載の事項を踏まえ、通期業績の見通しにつきましては、売上高において、前回発表予想5,717百万円に対し今回発表予想5,882百万円(2.9%の増加)に修正をいたします。
なお、営業損益および経常損益につきましては、今後の市場環境を鑑み、営業利益 5百万円(前回発表予想は 43百万円の営業利益)、経常利益 2百万円(前回発表予想は 42百万円の経常利益)にそれぞれ修正をいたします。
また、当期純利益につきましては、本日公表の「役員退職慰労金受給権の放棄に伴う特別利益の発生に関するお知らせ」に記載のとおり、役員退職慰労金債務免除益 58百万円を平成25年4月期 第3四半期において計上する見込みであるため、当期純利益 35百万円(前回発表予想は 34百万円の当期純利益)に修正をいたします。


以 上


※ 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
以 上