１．連結業績予想
　売上高につきましては、長梅雨や台風といった天候要因や東京ディズニーランド30周年、伊勢神宮の式年遷宮といった他の観光地のイベント開催の影響を受け、第３四半期の旅客及び自動車航送の輸送量が減少したことから、前回予想を下回る見込みであります。
　営業利益につきましては、船舶の修繕時期を変更したことやその他の費用についても削減を行ったことにより、営業費用は減少しましたが、輸送量の減少に伴う売上高の減少の影響が大きく前回予想を下回る見込みであります。
　経常利益につきましても、営業外収益で平成24年に実施した各種誘客事業に係る補助金を計上いたしましたが、上記に記載のとおり、売上高の減少により前回予想を下回る見込みであります。
　当期純利益につきましては、特別利益に船舶の特別修繕引当金取崩益を計上する見込みでありますが、繰延税金資産の取り崩しによる法人税等調整額（税金費用）を計上する予定であること及び輸送量の減少に伴う売上高の減少により、前回予想を下回る見込みであります。
　以上の理由により、売上高12,175百万円、営業利益65百万円、経常利益37百万円、当期純利益1百万円に修正いたします。

２．個別業績予想
　売上高及び経常利益につきましては、上記連結業績予想と同様の理由により、前回予想を下回る見込みであります。
　当期純利益につきましては、連結と同様に特別利益に特別修繕引当金取崩益を計上する見込みでありますが、特別損失に貸倒引当金繰入等を計上する見込みであること、また繰延税金資産の取り崩しによる法人税等調整額（税金費用）を計上する予定であること並びに売上高の減少により前回予想を下回る見込みであります。
　以上の理由により、売上高8,533百万円、経常利益△36百万円、当期純利益△70百万円に修正いたします。

　利益の配分にあたりましては、今後の経営環境の変化と計画的な設備投資に備えて一部を内部留保し財務体質の強化に努め、収益の向上を通して株主には安定した配当を維持することを基本方針としておりますが、平成25年12月期の期末配当予想につきましては、個別の通期業績見込みが赤字の見込みとなったことから、誠に遺憾ながら前回予想（平成25年２月15日発表）の１株あたり1.5円から、無配とさせていただきます。

（注）上記の予想につきましては、現時点における入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は種々の要因によって予想値と異なる場合があります。