平成24年10月31日
各 位
上場会社名川崎汽船株式会社
代表者代表取締役社長執行役員 朝倉 次郎
(コード番号9107)
問合せ先責任者経営企画グループ長 室崎 正浩
(TEL03-3595-5594)
業績予想との差異及び通期業績予想の修正並びに
剰余金の配当(中間配当)の決定に関するお知らせ
平成24年7月31日に公表した平成25年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想と比較して、本日公表の決算において差異が生じましたのでお知らせするとともに、最近の業績動向を踏まえ、平成25年3月期の通期連結業績予想につきまして、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。また、本日開催の取締役会において中間配当につき無配とすることを決議いたしましたので、併せてお知らせいたします。
● 業績予想の修正について
平成25年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(平成24年4月1日~平成24年9月30日)
(1)修正の内容
売上高営業利益経常利益四半期純利益1株当たり四半期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)550,0005,0004,000△5,000△5.96
今回修正予想(B)546,21312,1489,075△1,124△1.34
増減額(B-A)△3,7877,1485,0753,876
増減率(%)△0.7143.0126.9
(ご参考)前期第2四半期実績
(平成24年3月期第2四半期)
496,987△18,391△20,313△18,610△24.35
平成25年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
(1)修正の内容
売上高営業利益経常利益当期純利益1株当たり当期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)1,130,00027,00022,0008,0009.05
今回修正予想(B)1,130,00016,00010,0002,0002.26
増減額(B-A)0△11,000△12,000△6,000
増減率(%)0.0△40.7△54.5△75.0
(ご参考)前期実績
(平成24年3月期)
972,310△40,563△48,955△41,351△54.14
修正の理由
(平成25年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想修正の理由)
コンテナ船事業は、欧州航路では市況軟化の兆しが見られたものの北米航路は堅調さを維持しました。ドライバルク事業は、大型船を中心に市況の低迷が続きましたが第2四半期累計期間における収支への影響は軽微に留まり、自動車船事業は順調に稼動いたしました。

収益改善・コスト削減の取り組みは順調に進捗しており、コンテナ自営代理店、物流事業をはじめとした連結子会社群も収支改善に寄与し、第2四半期累計期間の業績は前回公表予想を上回る結果となりました。

(平成25年3月期通期の連結業績予想修正の理由)
前回公表時の下期業績予想では、燃料価格、為替水準、市況動向、欧州経済低迷の荷動きへの影響等の不確定要素が多く、収支策定前提は期首公表時から据え置きとしておりましたが、今回、最近の事業環境を踏まえ業績の見直しを行いました。

コンテナ船事業は欧州航路で荷動きの減退による下振れ懸念はありますが、収益改善・コスト削減の取り組みを更に推し進め、通期では前回公表数値を上回る収支を確保いたします。ドライバルク事業は、市況低迷の収支に与える影響が下期から顕在化し、業績が大幅に悪化する見込みです。これにより、通期の連結営業利益及び経常利益の予想を上記の通り下方修正いたします。

連結当期純利益につきましては、連結経常利益の悪化はあるものの船舶等の資産売却を更に推進し、通期での黒字を確保すべく上記の通り予想を修正いたします。
● 配当予想の修正について
年間配当金
第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計
円 銭円 銭円 銭円 銭円 銭
前回予想 
(平成24年7月31日発表)
今回修正予想0.00
当期実績0.00
前期実績
(平成24年3月期)
0.000.000.00
修正の理由
(1)平成25年3月期中間配当(無配)の決定の内容および理由

中間配当につきましては、連結四半期純損失を計上するに至ったため、誠に遺憾ながら本日開催の取締役会において
無配とすることを決議いたしました。

連結配当性向を念頭に置く当社の配当政策に変更はなく、今年度での復配を達成すべく、通期での連結当期純利益の
黒字化を最優先課題として業績の改善に取り組んでおります。しかしながら、事業環境は引き続き厳しく予断を許さない状況であるため、期末配当につきましては現時点では未定のままとさせていただきます。通期の見通し及び当社の財務状況等を総合的に勘案し、予想可能となった段階で改めてお知らせいたします。

注)本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて算定したものであり、実際の業績は今後の事業環境等、様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
以 上