2. 差異が生じた理由
(1) 連結業績見込み
当連結会計年度(平成24 年4月1日~平成25 年3月31 日)の当社の連結業績については、商品先物取引業の売買高は2,059 千枚(前年同期比23.3%減)及び金融商品取引業の総売買高は1,350 千枚(前年同期比8.3%増)となりました。取引所株価指数証拠金取引による手数料が伸びたものの、商品先物取引の貴金属市場における手数料と自己ディーリングによる売買損益が減少したため、営業収益は4,435 百万円(前年同期比9.0%減)となる見込みであります。受取手数料は4,168 百万円(前年同期比6.0%減)、自己ディーリング(売買損益)は219 百万円(前年同期比42.9%減)の計上となる見込みであります。この営業収益の減少に伴い、営業利益は173 百万円(前年同期比44.7%減)、経常利益は111 百万円(前年同期比68.4%減)となり、全国商品取引業厚生年金基金の解散による特別損失180 百万円を計上した結果、当期純利益は△147 百万円(前年同期は259 百万円)となる見込みであります。
(2) 個別業績見込み
個別業績の対比につきましては、連結業績見込みと概ね同様の営業収益の減少に伴い、営業利益は39 百万円(前年同期比58.1%減)、経常利益は155 百万円(前年同期比21.9%減)となり、全国商品取引業厚生年金基金の解散による特別損失178 百万円計上した結果、当期純利益は△86 百万円(前年同期は171 百万円)となる見込みであります。