当第2四半期累計期間における当社の業績は、期初においては新政権による経済財政政策の金融緩和により、企業収益や個人消費に改善等が見られ、好調なスタートを切りましたが、その後、米国の金融政策等が二転三転するなど、安定感に欠けたことから、当社主力の金価格にも新たな材料に乏しい状況となり、値動きも低調な状態が続きました。第2四半期に入り、消費税の引き上げや東京オリンピックの招致決定など、好材料が出始め、金価格も回復基調にありますが、未だ当社の業績に反映されるまでには至らず、当第2四半期累計期間における当社の商品先物取引売買高は354千枚(前年同期比0.6%増)にとどまりました。
この結果、当第2四半期累計期間における営業収益は3,496百万円(前回予想比27.6%減)、営業利益は2百万円(前回予想比99.9%減)、経常利益は32百万円(前回予想比97.8%減)、当四半期純利益は71百万円(前回予想比92.0%減)となる見込みです。
なお、通期の業績見通しにつきましては、国内外の経済動向や為替の変動等に不確定要素が多いため、今後の状況を見極める必要があると判断しており、通期業績予想は前回予想のまま据え置いておりますが、今後の市場動向・業績推移を踏まえ、修正が必要な場合には、速やかに公表する予定です。
(注)上記の業績予想につきましては、発表日現在における入手可能な情報に基づいて算出しており、今後の様々な要因により業績予想とは異なる結果となる可能性があります。