(1)連結業績
売上高につきましては、主力のオーダーメイドスーツの「品質の改善・向上」・「100%のリピートオーダーを目指す」を目標に上半期はクールビズ仕様での清涼感・軽量感が感じられる素材を中心にコーディネート提案し計画比103.1%・前年比106.9%で推移いたしましたが、秋冬商品の立ち上がりや、特に2月・3月の春夏商品の動向が鈍かったことなど下半期は計画比93.7%・前年比99.8%により4,312百万円の見通しとなりました。また売上総利益率の通期におきましては、53.0%であり計画比93.5%・前年比100.8%となり販売費及び一般管理費の削減には努めましたが営業利益の黒字化には至りませんでした。経常利益及び当期純利益につきましては、貸倒引当金戻入額の計上もあり経常利益27百万円、当期純利益6百万円の見通しとなりました。
(2)個別業績
経常利益につきましては、当期、グループ子会社全社の黒字化を目指しておりましたが上記(1)連結業績の状況により一部関係会社に対して貸倒引当金の繰入170百万円を営業外費用に計上いたしました。一方、人件費をはじめとする販管費については計画内に抑えることが出来ましたが経常利益17百万円、当期純損失22百万円になる見通しとなりました。