当第３四半期累計期間において、当社グループといたしましては、チラシをはじめ、あらゆる販売促進活動全般を提案する独自の企画提案型営業を進めてまいりました。
通期の業績につきましては、連結、個別ともに予想を見直しました。
連結業績予想において、売上高は、当第３四半期会計期間の業績は上回り、第４四半期会計期間は下回るものと考えます。
その理由といたしまして、当第３四半期会計期間は折込広告の受注が好調に推移いたしましたが、第４四半期会計期間は閑散期であることに加え、若干の広告活動が弱いものと見込まれます。また、第３四半期までにおいて、エンターテイメント事業は、個人消費の弱い動きにともない、厳しい状況で推移しており、第４半期会計期間も厳しい状況が続くものと見込まれます。
これにより、個別業績予想における売上高はおおむね当初予想で推移いたしますが、連結業績予想における売上高は微減となる見込みとなりました。
生産面におきましては、受注に応じたコスト管理を目指すことにより原価率の向上が当初の予想を上回り、営業利益、経常利益、当期利益ともに当初の予想を上回る見込みとなりました。

個別業績が通期をとおして売上高が順調に推移し、生産面におけるコスト削減が実現したことにより、当初の予想と比べ増益となり、配当原資を確保出来ると考え、分配可能額を勘案した上で、配当予想についても見直し、１株当たりの期末配当額を無配から5円とする予想に修正いたました。