国内においては、国内外における若手プロゴルファーの活躍により、ゴルフ人気は高まりを見せております。しかし、ゴルフ用品市場における高価格製品の価格競争は続いており、ゴルフ業界全体としては厳しい状況が続いております。
また、米国市場においては、景気回復の兆しがみられるものの価格競争の激化は国内市場よりも進んでおり、ゴルフクラブの販売不振が続いております。
このような景気環境の中、当社オリジナルである自社ブランド「TourAD」2012年モデルの「BBシリーズ」を、プロゴルファーやクラブメーカーへのアプローチを強化した事が奏功し、国内プロゴルフトーナメントにおける使用率の向上により、各クラブメーカーでのカスタム採用における受注は順調に推移しております。また、2012年11月に発売しました2013年モデルの「GTシリーズ」も好調なスタートとなり、売上に大きく貢献しました。
米国市場におきましては、販売拡大のため知名度の向上や受注の拡大を図った事が奏功し、米国プロゴルフツアーでの使用率が徐々にではありますが回復を示しており、「TourAD」2010年モデル「DIシリーズ」の引き合いが増加しております。
上記の結果、通期業績予想の売上高につきましては3,462百万円(162百万円増)に修正します。各段階利益に関しましては、営業利益530百万円(110百万円増)、経常利益につきましては為替差益を計上し614百万円(204百万円増)に修正します。当期純利益につきましては、特別利益に受取保険金の計上となり、また、連結子会社(GDI)の清算に伴う損失に対する税効果会計適用により1,233百万円(713百万円増)に修正します。
(注)業績予想につきましては、現時点で想定できる情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる可能性があります。