国内においては、東日本大震災の影響もあり、一部の国内女子プロゴルフツアーの大会中止もありましたが、トップを競い合う若手男子プロの活躍や新たなスター候補となりそうな若手女子プロの台頭もあり、ゴルフは人気の高い身近なスポーツとして、ゴルフ人口も増加傾向にあります。一方、夏以降の円高が続いている事で景気動向に不透明感が出ていることもあり、新製品を中心としたゴルフクラブの販売不振は継続しております。
また、米国においても景気低迷が続いており、国内よりも大きくゴルフクラブの販売不振が続いております。
このような景気環境の中、当社オリジナルである自社ブランド「TourAD」2011年モデルの「DJシリーズ」をプロゴルファーやクラブメーカーへのアプローチを強化した事が奏功し、国内プロゴルフトーナメントにおけるプロ使用率No.1を維持した事により、各クラブメーカーでのカスタム採用を予想以上に伸ばすことが出来ました。また、昨年11月末に発売しました自社ブランド「TourAD」2012年新モデルの「BBシリーズ」においても、前モデル「DJシリーズ」の好調さを引き継ぎ、順調に受注をいただいております。
その結果、本日発表の第3四半期決算につきましては、売上ならびに各段階利益ともに、予想以上の実績となりました。第4四半期も引き続き、新モデル「BBシリーズ」に順調な受注が見込める事と、その「BBシリーズ」をプロゴルファーやクラブメーカー・ゴルフショップへのアプローチを更に強化することで、拡販に繋げて行きたいと考えております。
上記の結果、通期連結業績予想の売上高につきましては3,596百万円(296百万円増)になる見込みです。各段階利益につきましても、営業利益531百万円(151百万円増)、経常利益502百万円(161百万円増)となります。当期純利益につきましては、375百万円(196百万円増)になる見込みです。
(注)業績予想につきましては、現時点で想定できる情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる可能性があります。