平成25年３月期につきましては、本日付で発表いたしました平成25年３月期連結決算短信にもありますとおり、単体の主力事業であるコンタクトレンズの製造販売においては、ここ数年来の経営努力の結果、持続的な売上成長と安定した収益基盤が整えられつつあります。子会社の損益改善の課題は残すものの、不採算子会社の解散を行い各個社別、延いてはグループ全体での収益体質改善に向けての体制も整いつつあります。
また、当期純利益においては創業来の過去最高益を計上できたこともあり、今後の業績動向等も含め総合的に勘案した結果、従来の配当予想額18円から２円引き上げることとし、１株につき前期対比10円増配の20円と修正させていただくことといたしました。これによる配当性向は30.4％※となる見込みです。
当社は、安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、適切な配当水準による配当継続を実施することを重要課題とし、経営体質強化と事業拡大のための内部留保確保等を勘案した上で、株主の皆様への利益還元を継続していくことを基本方針としております。
なお、本件は、平成25年６月３日開催予定の決算・計算書類等に関する取締役会で正式決定される予定であります。
※参考　配当性向30.4％（受取和解金による特別利益４億６千万円を除いた実質純利益ベースでの計算値）