[個別]
第2四半期累計期間及び通期業績予想につきましては、平成24年8月13日付の「平成25年3月期第1四半期決算短信」にもありますとおり、第1四半期累計期間迄の売上高が、「シードワンデーピュアうるおいプラス」を柱に、1日使い捨てタイプの遠近両用コンタクト「シードワンデーピュアマルチステージ」やファッション系サークルレンズの「シードアイコフレワンデーUV」の投入と、その順調な滑り出し等によって、1日使い捨てカテゴリーにおいて、計画比約116%の進捗となりました。これらが、他のアイテムの計画未達部分を補う結果となっており、また、「シードアイコフレワンデーUV」については、第2四半期以降も大幅な対計画比の上乗せが見込まれます。
この1日使い捨てカテゴリーの伸長に支えられて、第1四半期累計期間迄の営業利益も増大し、第2四半期以降も堅調な進捗が見込まれるため、修正をするものであります。また、7月30日に適時開示いたしました、社債の前倒償還による全額償還によって、利息負担の軽減効果等もあり、経常利益についても当初予想値を上回る見込みであります。
さらに、裁判所の判決に伴う受取和解金(4.特別利益の発生及びその内容)が発生することとなり、この結果、当期純利益については470百万円の大幅な増加となる見込みであります。
設備投資の増加に伴う減価償却の増加や、出荷量伸長に起因した在庫薄・納期遅延による一部販売機会の喪失懸念が残ることも総合的に判断したうえで、上記のとおり修正をするものであります。
[連結]
連結予想につきましては、個別の積み上げ分を反映させ、小売市場における市況動向や第1四半期迄の推移等を勘案した予想数値となっております。また、当期純利益につきましては、繰延税金資産の回収可能性について見直しをしたこと等により、法人税調整額が増加し個別数値を若干下回ることとなっております。
4.特別利益の発生及びその内容
受取和解金 463百万円
平成19年11月22日付けで発表しました、当社コンタクトレンズ7種の販売中止と自主回収につきましては、平成22年3月期をもって、ほぼ全ての回収作業が終了をいたしました。
この回収に係った損失のうち、当該製品2種の半製品の製造元に対し、その一部を求償しておりましたが、平成24年3月22日付(平成24年3月期で計上済み)及び本日付で残る求償先との和解が成立し、この度の裁判所の和解決定により、当社が受け取る和解金から訴訟に係る弁護士費用等を除きました463百万円を、この第2四半期累計期間において特別利益として計上する予定であります。
なお、これにより当該製品回収に関する求償につきましては、すべて終結をいたしました。
業績等の予想に関する注意事項
当該資料に掲載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績は、業況の変化等により予想数値と異なる場合があります。