平成24年2月7日
各 位
上場会社名プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者代表取締役社長 田島 秀二
(コード番号7707)
問合せ先責任者常務取締役業務本部長 秋本 淳
(TEL047-303-4800)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、平成23年8月12日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
● 業績予想の修正について
平成24年6月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(平成23年7月1日~平成23年12月31日)
売上高営業利益経常利益四半期純利益1株当たり四半期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)1,9602015554.79
今回修正予想(B)1,722△49△79△95△1,040.98
増減額(B-A)△238△69△94△100
増減率(%)△12.1
(ご参考)前期第2四半期実績
(平成23年6月期第2四半期)
1,529△153△162△158△1,738.79
平成24年6月期通期連結業績予想数値の修正(平成23年7月1日~平成24年6月30日)
売上高営業利益経常利益当期純利益1株当たり当期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)4,000403010109.58
今回修正予想(B)3,62010△30△60△657.46
増減額(B-A)△380△30△60△70
増減率(%)△9.5△75.0
(ご参考)前期実績
(平成23年6月期)
3,142△432△424△366△4,017.95
修正の理由
 前連結会計年度は、一昨年の新型インフルエンザの流行が収束する過程で、OEM先において当社製品(装置及び消耗品)が過剰在庫となった影響から、大幅に売上高を落とす結果となりましたが、当連結会計年度は、過剰在庫の解消とともに主力OEM先向けの販売が回復し、売上高40億円を予想しておりました。
全体的には、業績は回復基調にあり、前連結会計年度を上回る業績を示すことは確実と思われますが、輸出依存型の当社にとっては、為替(円高)の問題もあり、予想どおりの展開にはならず、今般、上記のとおり業績予想の修正を行うものといたしました。

(1)第2四半期連結累計期間の業績予想
  売上高に関しては、回復基調にあるものの、ロシュグループ向け販売に過剰在庫の影響が未だに残る形となっていること、米国
OEM 先の一部が低調であり、前期実績を下回る推移となっていることなどを考慮し、売上高1,722百万円(当初予想比12.1%減)といたしました。
  売上総利益に関しては、売上高の減少に伴い650百万円(当初予想比8.5%減)とし、販売費及び一般管理費は699百万円
(当初予想比1.3%増)といたしました。その結果、営業損失49百万円(当初予想は営業利益20百万円)となりました。
  その他、為替差損24百万円の計上などから、経常損失79百万円(当初予想は経常利益15百万円)、四半期純損失95百万円 (当初予想は四半期純利益5百万円)といたしました。

(2)通期連結業績予想
  第3四半期以降、ロシュグループ向け販売の更なる回復を見込むとともに、米国での新規OEM先の獲得による新製品開発の
受託を目論んでおります。第2四半期連結累計期間と比べ、こういった売上増加の要因を見込み、売上高3,620百万円(当初予想比9.5%減)といたしました。
 売上総利益は、売上高予想の修正に伴い1,360百万円(当初予想比4.9%減)とし、販売費及び一般管理費は、第3四半期以降コスト削減に努め、1,350百万円(当初予想比2.9%減)といたしました。その結果、営業利益10百万円(当初予想比75.0%減)となりました。
 その他、第2四半期連結累計期間で計上した為替差損24百万円の影響などから、経常損失30百万円(当初予想は経常利益30百万円)、当期純損失60百万円(当初予想は当期純利益10百万円)といたしました。
なお、第3四半期以降の為替の見通しは、1ユーロ=100円、1ドル=77円にて算定しております。


※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以 上