差異が生じた理由
　個別業績の売上高は、その大半を占めるＳＳ(サービスステーション)での売上は、エネルギー全般の節約志向の高まりや低燃費車の普及により燃料油の販売数量は減少しましたが、カーケア商品に重点を置き、お客様のニーズにお応えするサービスの提供に努める一方で、直販部門が大口需要家向け燃料油の増強を行い、環境対策として手掛けている自動車エンジン清浄機器の販売数量が増加し、レンタカー部門では多様なメニューの提供により稼働率の向上に努めた結果、個別業績の売上高は前年同四半期を上回りました。
しかしながら利益面においては、ＳＳ間の価格競争は熾烈で、適正なマージンの確保ができなかったことと、スクラップ・アンド・ビルド（不採算店の閉鎖ならびに新規出店）による販売費及び一般管理費の負担増もあり厳しい状況が続き、レンタカー部門でも格安レンタカーの参入や法人取引先のコスト削減等が大きく影響し、予想値を下回る結果となりました。