当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、景況感は明るさを増してまいりましが、円安の影響による輸入食材の価格上昇や、顧客獲得に向けた企業間競争が激しさを増してきたこともあり、居酒屋部門においては苦戦を強いられました。
連結売上高につきましては、居酒屋部門の既存店売上高の落ち込みや、直営新規出店が22店舗の計画に対し17店舗に止まったこと、また、直営閉鎖店舗が22店舗の計画に対し31店舗に増加したことにより、前回発表予想を下回ることになりました。
更に、利益面につきましても、居酒屋部門における売上総利益率の低下及び既存店売上高減少に伴う固定費の負担増、また、店舗修繕費の増加等の影響により、前回発表予想を下回る見込みとなりました。しかしながら、当第2四半期連結累計期間の四半期純利益につきましては、固定資産除却損等の特別損失の計上があるものの、当社の連結子会社である(株)アトムの株式売出しに伴う関係会社株式売却益が4,186百万円発生したため(平成25年9月25日付「株式会社アトム株式の売却株式数等の確定に関するお知らせ」参照)、前回発表予想を上回る見込みとなりました。
尚、通期の連結業績予想につきましては、継続してレストラン部門が好調なこと、また、昨年10月より連結子会社となった(株)レインズインターナショナルとのシナジー効果が、第3四半期より本格的に見込まれることや、仕入価格の見直し及び内製化率の上昇等マーチャンダイジング効果の発現等により、利益面につきましては、回復できると見込んでおります。