当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けについて、賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対し本公開買付けに応募することを推奨する旨を決議いたしました。なお、当該決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続きを経て、当社の株主を公開買付者、平山貞夫氏、平山睦子氏、平山立志氏、平山大志氏、平山恒産株式会社、有限会社大恒及び有限会社三恒の全部又は一部のみとすることを企図していること、並びに当社普通株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものであります(詳細については、本日公表いたしました「SHC株式会社によるMBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」をご参照ください。)。
当社はこれまで、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置付けており、剰余金の配当については、配当性向を考慮しつつ、業績の進展状況及び今後の事業展開と経営体質の強化のための必要な内部留保の確保等を勘案し、安定的な利益配分に取組んでいく方針であり、事業年度末日を基準日とする年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針としてまいりました。しかしながら、本公開買付けの決済後である平成26年3月31日を基準日とする期末配当を行った場合、本公開買付けに応募する株主の皆様と応募しない株主の皆様との間に経済的効果の差異が生じる可能性があることから、本日開催の当社取締役会において、平成26年3月期の配当予想を修正し、本公開買付けが成立することを条件に、平成26年3月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。