平成25年3月期通期業績予想修正の主たる理由は、連結財務諸表提出会社(当社)の修正であります。
超円高の修正が急速に進行していることから、通期業績予想に用いる円ドル換算レートについて1米ドル当たり80円から90円に変更するとともに、新造船の事業環境に即して操業計画と予想原価の見直しを行いました。
その結果、売上高につきましては、円安による増収効果はあるものの操業量を引き続き下げたことや三光汽船株式会社子会社(リベリア法人)発注船2隻の契約解除による転売処理の影響もあって、個別・連結とも期初予想値を下回る見込となりました。
損益面につきましては、円高修正とコスト削減の成果により当期売上予定船の採算や既受注船の工事損失引当金が大きく改善されたことに加え、操業計画の見直しにより期初に予定していた受注隻数を減らす方針とした結果、工事損失引当金の計上予定額が減少したことにより、個別・連結とも営業利益、経常利益、当期純利益の上方修正を行うものであります。
なお、期末配当につきましては為替をはじめとした変動要因も多いことから期初に公表しております1株当たり4円を据え置いておりますが、通期業績が確定した時点で見直しを検討する予定であります。
上記予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、経済情勢・為替相場変動によるリスク等不確定要因により、実際の業績は記載の予想数値と異なる可能性があります。