平成25年2月14日
各 位
上場会社名株式会社 ソフィアホールディングス
代表者代表取締役社長 吉永 正紀
(コード番号6942)
問合せ先責任者経理部IR担当 北川 浩好
(TEL03-6205-5330)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、平成24年6月22日に公表いたしました平成25年3月期通期連結業績予想を下記の通り修正いたしましたので、お知らせいたします。
● 業績予想の修正について
平成25年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
売上高営業利益
百万円百万円
前回発表予想(A)2,95537
今回修正予想(B)2,450△290
増減額(B-A)△505△327
増減率(%)△17.1
(ご参考)前期実績
(平成24年3月期)
1,777△291
 当社グループを取り巻く事業環境の変化に伴い、収益構造の抜本的改善を目的としたグループ事業変革に取り組み、有望な事業領域におけるビジネスモデルの構築・確立を実施する過程において、当初目標との間に差異が発生したため、以下記載の通り、前回予想を下回る見込みとなりました。
修正の理由
(1)業績予想修正の理由

当事業年度における経営環境は、東日本大震災からの復旧・復興需要の下支えや経済政策等への期待感を背景に緩やかな景気回復の兆しが見えてきたものの、海外経済の停滞や減速に加え、増税、雇用不安等により、依然として先行きは不透明な状況で推移しております。
このような状況の下、当社グループは、インターネット関連事業を行う連結子会社のソフィア総合研究所株式会社におきまして、引き続きストックビジネス(継続的サービス)収益の強化と取引先の拡大等に注力する一方、企業のITに対する積極的投資意欲が低迷する中、セキュリティ、リスク管理などIT投資の優先度が高いニーズを見極め、戦略的な展開を実施いたしました。しかしながら、激化するサービス競争及び価格競争の中で足元受注が予定を下回った上、各事業分野の採算性が全般的に悪化したことにより、前回発表予想値と比べると大幅に下振れすることになりました。
ECサイト関連事業におきましては、第2四半期連結会計期間において、女性若年層を顧客ターゲットとしたシューズやウェア等のアパレル製品を企画・製造・仕入・販売し、ECサイト「salus」(http://www.e-salus.jp/)においてインターネット通信販売を主軸に事業を展開する株式会社サルースを連結子会社化し、また、第3四半期連結会計期間には、ペットショップ、ペット用品及び動物病院等、ペットに関する総合情報ポータルサイト「MOBAPE」(http://pc.mobape.jp/)をはじめとするターゲットを絞り込んだ特色あるサービスのWEBサイト開発・運営を主軸事業とする株式会社オルタエンターテイメントを連結子会社化しており、両社ともに堅調に推移しております。
しかしながら、モバイル事業を行う連結子会社の株式会社ソフィアモバイルにおきまして、急成長しているスマートフォン市場向けに、引き続き、独自のIP電話アプリケーションを利用したIP電話通信サービス「エスモビ」を法人顧客等に積極的に営業展開したほか、IP電話通信アプリ「エスモビトーク」のリリース等を実施してまいりましたが、足元の成約件数が計画を大きく下回って推移しており、想定以上に厳しい状況が続いております。
また、デジタルプロダクツ事業を行う連結子会社のソフィアデジタル株式会社におきまして、太陽光発電関連事業への新規参入をいたしましたが、当初見込んでおりましたソーラーパネル等機材の卸売販売における今期中の計画実現が困難となり、本格的な業績面での収益寄与が翌期以降へ繰り越される見通しとなりました。
上記が主な要因として、第3四半期連結累計期間の業績及び足元の連結業績動向を勘案し、平成25年3月期通期連結業績予想について、売上高及び営業利益を修正いたします。
なお、経常利益及び当期純利益の見通しについては、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、業績予想が可能になりました段階で改めて公表させていただきます。

(2)今後の取り組みについて

当社グループは、今後とも引き続き、事業環境の変化に伴い、有望な事業領域等におけるビジネスモデルの変革・確立を実施し、収益構造の改善を目指してまいります。また、顧客のITパートナーとして、顧客の抱える潜在的問題を解析し、その要因に合わせたソリューションを提供して、顧客との長期的な信頼関係を維持・向上させること、及び当社グループの総合力を活用して必要なソリューションをワンストップで提供すること、すなわち当社グループの事業方針であります「ハイエンドインテグレーション」の強化を基軸に、より積極的に事業展開してまいります。
今後の業績回復を目指して、更なる経営努力を重ねてまいりますので、株主の皆様には引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


(注) 業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上