通期の連結業績予想につきましては、売上高について、自動車計測システム機器部門において、大口受注案件の出荷などが前倒しで見込めることなどから500百万円上方修正しました。半導体システム機器部門においても、半導体製造装置メーカー向けマスフローコントローラーの出荷が想定を上回る予定であることなどから、1,500百万円上方修正しました。
　営業利益については、自動車計測システム機器部門において、販売増と経費支出の減少などから、400百万円上方修正しました。半導体システム機器部門について、マスフローコントローラーの出荷増などにより、900百万円上方修正しました。
　経常利益や当期純利益については、営業増益に加え、特別損益尻の改善が見込めることなどから、経常利益を900百万円、当期純利益を1,000百万円、それぞれ上方修正いたしました。

　当社では、安定的な経営基盤の確保及び事業展開のための内部留保を勘案しながら、株主の皆様への利益還元を最重要課題の一つとして捉え、配当金と自社株買いを含めた株主総還元額が連結純利益の30%を目処とすることを当期以降の基本方針としております。
　当期の配当予想につきまして、平成25年２月14日発表の「平成24年12月期 決算短信」以降、年間配当金予想を 45円（中間配当金18円、期末配当金27円）としておりましたが、当期の連結業績見通しが上振れしているため、期末配当金予想につきましては１株につき10円増額して37円とし、年間配当金予想を55円（中間配当金18円、期末配当金37円）と修正いたします。

（注）平成24年12月期の期末配当金は、普通配当25円に創立60周年記念配当金として10円を加えた35円となっています。