当社グループの主たる事業分野である半導体市場は、パソコンや薄型テレビ等のデジタル家電向け需要の低迷や半導体価格の下落により、半導体メーカーの設備投資抑制や生産調整期間が長引いている為、半導体製造装置の需要も低迷しており厳しい事業環境にあります。
このような事業環境の中、売上高につきましては、国内生産は夏以降の市場の冷え込みの影響を受ける一方で、海外の連結子会社の売上高は円安や期ずれの影響等により増加した為、全体としては予想を若干上回る見込みです。しかしながら、年末以降からの急激な需要の減退を受け、工場稼働率は低下した状態が続く見通しであります。これに対して、従来から実施しておりますVA活動による原価低減に加え、更なる固定費の削減をもってコストダウンを推し進めておりますが、本格的な市場回復には時間を要する見通しとなった為、利益は前回予想を下回る見込みとなりました。
配当につきましては年間1 株当たり10 円(第2 四半期末5 円、期末5 円)の予定に変更はありません。
注)上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は
今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。