国内において医療機関向けを始めとした案件ベースの販売は概ね順調に推移しましたが、案件の一部に遅れが見られたほか、代理店間接販売は減少いたしました。他方で、米国における財政協議を巡る政府のシャットダウンの影響などにより公共事業の縮小や遅れが生じたことや、欧州やアジアにおける販売が事前の予想に対し伸び悩んだことから、連結売上高は計画に対して大幅に未達となりました。
損益面につきましては、売上高の減少に加えて期末に向かって円安が進行したことにより国内の売上原価が上昇し、また、海外経費の円換算額が増加したことが収益を圧迫し営業損失となりました。一方で為替差益が約21億円発生したため経常利益は予想よりも改善しましたが、当期純利益は予想を下回る結果となりました。