国内の移動体通信市場におけるLTEのサービス分野では、事業者間による加入者獲得競争が激化しており、インフラ整備及びスマートフォン等の携帯端末への積極投資が行われております。
しかしながら、LTE大型基地局向け等の研究開発投資につきましては、当初想定していた通りに進まず、当社グループが得意とする大型基地局向けの過負荷試験機の当第2四半期における販売が前年同期比で大幅に減少いたしました。
第3四半期以降は前期並みの受注を見込んでおりますが、第2四半期までの売上減を補えず期初に予想いたしました通期の売上高を大幅に下回る見通しとなりました。また第3四半期以降も引続き次世代通信規格であるLTE-A(Advanced)に対応する過負荷試験機の研究開発及び大型・小型基地局を問わず販売が見込める機能試験機の研究開発を継続することにより、営業利益、経常利益、当期純利益につきましても期初予想に対して大幅に減少(赤字)する見通しとなりました。
(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により本業績予想数値とは異なる可能性があります。