1.営業外費用(為替差損)の計上について
平成26年3月期第1四半期連結累計期間(平成25年4月1日~平成25年6月30日)において、為替差損3億32百万円を計上いたします。これは主に、為替相場が円安に進行したことに伴い、外貨建予定取引に係る為替予約レートと実勢レートとの差異により計上したものであります。
2.修正の理由
(1)連結業績
売上高につきましては、当第1四半期において主要通貨の為替レートが円安に推移したことに加え、SG、IP、TA各市場向けの従来製品が主に先進国地域において、想定を上回り伸びる見通しであること等により、前回予想を上回る見込みです。
利益面につきましては、主に上記の増収効果と販売費及び一般管理費比率の低減により、営業利益が前回予想より増加する見込みです。また、経常利益につきましては、主に前述の当第1四半期での外貨建予定取引に係る為替差損を計上したほか、第2四半期以降の主要通貨の想定為替レートを当初のまま据え置いて、当社及び海外子会社の外貨建債権、債務等の為替差損益を見込むとともに、既存のインドの販売子会社に対する持分法投資損失見込みの見直し等により、営業外費用の増加を見込みましたが、前回予想を上回る見込みとなりました。なお、四半期純利益につきましては、個別業績の上方修正に伴う法人税等の増加を見込むものの、前回予想を上回る見込みとなりました。
(2)個別業績
売上高につきましては、前述の連結の第2四半期(累計)と同様の要因により、前回予想を上回る見込みです。
利益面につきましては、主に上記の増収効果と、販売費及び一般管理費比率の低減を見込むほかに、当第1四半期において為替レートが円安に推移したことによる外貨建債権の為替差益の計上等で営業外損益が改善されたため、経常利益及び四半期純利益は、前回予想を大きく上回る見込みとなりました。
(注) 業績予想の前提とした当会計年度の残余期間における主要通貨の為替レートは、1米ドル=95円、1ユーロ=120円としており、前回の想定を据え置いております。
なお、平成26年3月期の通期の業績予想(連結・個別)につきましては、為替相場の動向や、マクロ経済の先行きが不透明であるため、前回予想を据え置くものといたします。業績予想の修正の必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。
3.配当予想について
配当予想につきましては、第2四半期末配当金及び期末配当金について、平成25年5月10日付の当社「平成25年3月期決算短信〔日本規準〕(連結)」からの変更はございません。
※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。