平成25年4月26日
各 位
上場会社名株式会社ミマキエンジニアリング
代表者代表取締役社長 小林 久之
(コード番号6638)
問合せ先責任者IR部長 小林 修
(TEL0268-64-2281)
営業外費用及び特別損失の計上、連結業績予想の修正並びに個別業績見込と前期実績値との差異に関するお知らせ
 平成25 年3月期において、下記のとおり営業外費用及び特別損失を計上いたしましたのでお知らせいたします。また、平成25 年2月8日に公表した通期業績予想を下記のとおり修正するとともに、個別の業績見込につきましても、前期実績値との差異が生じる見込みとなりましたので、併せてお知らせいたします。
● 業績予想の修正について
平成25年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
売上高営業利益経常利益当期純利益1株当たり当期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)32,00095040033024.73
今回修正予想(B)31,090937801339.97
増減額(B-A)△910△13△320△197
増減率(%)△2.8△1.4△80.0△59.7
(ご参考)前期実績
(平成24年3月期)
26,87641927421416.08
平成25年3月期通期個別業績予想数値の修正(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
売上高営業利益経常利益当期純利益1株当たり当期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)23,14721632318613.99
今回修正予想(B)27,9291,3111,01129021.73
増減額(B-A)4,7821,095688104
増減率(%)20.7506.9213.055.9
(ご参考)前期実績
(平成24年3月期)
修正の理由
1.営業外費用の計上について
(1)為替差損
(連結)
 平成25年3月期第3四半期連結累計期間(平成24年4月1日~平成24年12月31日)において、為替差損230百万円を計上いたしましたが、その後の為替相場の変動により、平成25年3月期連結累計期間末までに、302百万円の為替差損が発生したため、平成25年3月期連結累計期間(平成24年4月1日~平成25年3月31日)において、為替差損533百万円を営業外費用に計上いたします。これは主に、第4四半期連結会計期間(平成25年1月1日~平成25年3月31日)において、為替相場が円安に進行したことに伴い、外貨建予定取引に係る為替予約レートと実勢レートとの差異により計上したものであります。
(個別)
 平成25年3月期累計期間(平成24年4月1日~平成25年3月31日)において、為替差損269百万円を営業外費用に計上いたします。これは主に、期中において為替相場が円安に進行したことに伴い、外貨建予定取引に係る為替予約レートと実勢レートとの差異により計上したものであります。

(2)持分法による投資損失
(連結)
 平成25年3月期第1四半期連結累計期間(平成24年4月1日~平成24年6月30日)において、インドの販売子会社に対する持分法による投資損失119百万円を計上いたしましたが、その後、平成25年3月期連結累計期間末までに、99百万円を計上したため、平成25年3月期連結累計期間(平成24年4月1日~平成25年3月31日)において、持分法による投資損失219百万円を営業外費用に計上いたします。これは、インドの販売子会社の業績不振に伴い計上したものであります。

2.特別損失の計上について
(1)関係会社株式評価損、貸倒引当金繰入額
(個別)
 平成25年3月期累計期間末において、関係会社株式評価損259百万円、貸倒引当金繰入額169百万円をそれぞれ特別損失に計上いたします。これらは、インドの販売子会社の業績不振に伴い計上したものであります。
 
3.通期業績予想の修正について
 売上高は、主にアジア・パシフィック地域やインド、中国などの新興国において、総じて高価格帯プリンタの販売台数が想定を下回ったことに加え、SG市場向け新製品プリンタに使用する新開発インクの発売遅延などの影響で、北米など一部の先進国でのプリンタ販売が減少したこと等により、前回予想を下回る見込みとなりました。一方、営業利益は、販売台数の減少に伴う物流費等販売費の減少及び一般管理費の節減に努めた結果、前回予想を若干下回る見込みとなりました。しかしながら、経常利益におきましては、前回の想定を上回る、為替差損の発生及びインドの販売子会社に対する持分法投資損失の発生による営業外費用の増加により、前回予想を下回る見込みとなりました。なお、当期純利益は、繰越欠損を有している連結子会社の損益改善が進みましたが、経常利益の減少により前回予想を下回る見込みとなりました。 

4.通期個別業績見込と前期実績値との差異について
 売上高は、既存製品がエントリーモデルを中心に順調に推移したことに加え、前期下期より発売を開始した新製品の本格販売及び今期発売の新製品500シリーズが順次発売となったこと等により、SG、IP、TA各市場向けとも増加し、また国内、海外向けとも増加する見込みとなりました。その結果、営業利益は、この増収に加え、新製品発売後の量産化進展による製造原価率の改善、支払手数料等の経費節減で増益見込みとなりました。しかしながら、経常利益は、為替差損の計上等により営業利益の増加率を下回る見込みとなりました。また、当期純利益は、インドの販売子会社に対する投資損失等を特別損失に計上したこと等により、経常利益に比べ増加率は低下する見込みとなりました。 


※当社は、平成24年4月1日付で株式1株につき200株に株式分割を行っております。
※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以 上