(1)第2四半期累計期間の業績予想の修正理由
連結業績において、売上高は前回発表予想より増加となる見込みです。利益面では船舶用システム製品が低調と
なるものの、機器製品(低圧遮断器等)において国内や東南アジア、中近東等における民間設備投資の需要回復及び
為替の円高是正が持続したこと等により、営業利益が前回発表予想を上回る見込みです。経常利益は為替差益等の
発生があり前回発表予想を上回り、及び四半期純利益は法人税等の調整もあり前回発表予想を上回る見込みです。
(2)通期の業績予想の修正理由
当社グループを取り巻く下期の国内・海外の市場動向は、造船業界においてLNG船やCO2排出規制等の導入を
契機としたエコシップ及び環境対策製品等の商談による受注回復の兆しが見えてまいりましたが、本格的な回復
までは時間を要すると思われます。また、新興国の景気後退の懸念があり先行きの不透明な状況が続いております。
しかしながら、民間設備投資等は総じて緩やかなペースで需要回復が進むと予想されることから、売上高の増加が
予想されます。利益面は、前述の売上高の増加及び生産革新活動による原価低減や経費削減等の収益改善の効果
並びに為替の円高是正水準の継続が見込めることから前回発表予想を上回ることが予想されます。結果、上期の
業績予想の修正を踏まえ、通期の業績予想を修正いたします。
なお、通期の業績予想における下期の為替レートは、1米ドル:95円、1ユーロ:125円、1英ポンド:145円、1豪ドル
:88円を前提としております。
(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は
今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。