当第2四半期連結累計期間の業績につきまして、売上高は前回予想から変更ありませんが、営業利益、経常利益、四半期純利益については
・在庫削減のための生産調整を前倒しで実施したことによる影響
・新興国市場向けなどの低価格商品の販売増や価格競争の激化などによる利益率の低下
・インドルピー等の新興国の通貨安による為替影響
等により前回予想を下回る予想となりました。
上記の第2四半期累計の業績予想は四半期ごとでは下表のとおりとなります。第1四半期と比べて第2四半期は、売上高が増加、営業利益・経常利益・四半期純利益も大きく改善する予想です。
第1四半期(実績) 売上高22624百万円 営業利益 255百万円 経常利益-531百万円 四半期純利益-2128百万円
第2四半期(予想) 売上高24376百万円 営業利益1245百万円 経常利益 901百万円 四半期純利益 728百万円
なお、本年5月30日に開示したとおり、当社は産業装置事業についてソニー株式会社と業務提携を行い、当社より新設分割で設立した新会社(JUKIオートメーションシステムズ株式会社)を今秋を目標にソニー株式会社との合弁会社とする準備を進めております。
合弁会社は当社の連結子会社であり、ソニー株式会社等が扱っていた実装機器事業等を承継する予定となっているため、今後、当社グループの売上高の増加が想定されますが、現時点ではこれが当期の業績に与える影響額が未定であることから、通期の業績予想につきましては、前回予想を変更しておりません。今後、見通しが明らかになり次第、公表いたします。
※上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。