平成24年11月14日
各 位
上場会社名JUKI株式会社
代表者代表取締役社長 清原 晃
(コード番号6440)
問合せ先責任者財務経理部長 鈴木 正彦
(TEL042-357-2211)
業績予想の修正、繰延税金資産の取崩し
および配当予想の修正に関するお知らせ
平成24年8月8日公表の平成24年12月期通期の連結業績予想ならびに配当予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせします。
 また、繰延税金資産の取崩しを行うことといたしましたので、併せてお知らせいたします。
● 業績予想の修正について
平成24年12月期通期連結業績予想数値の修正(平成24年1月1日~平成24年12月31日)
売上高営業利益経常利益当期純利益1株当たり当期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)90,0002,6001,6001,1008.51
今回修正予想(B)75,000△1,800△2,400△7,200△55.72
増減額(B-A)△15,000△4,400△4,000△8,300
増減率(%)△16.7
(ご参考)前期実績
(平成23年12月期)
65,3268151,3747265.62
(注)当社は、前期から決算日を3月末日から12月末日へ変更したため、前期実績は平成23年4月1日~平成23年12月31日の9ヶ月間となっております。
修正の理由
 欧州の財政危機の長期化、中国などの新興国市場の経済成長の鈍化などにより世界経済は減速しており、縫製工場や電子工場における設備投資需要も低調となっております。また、著しい円高が長期化し、加えて、尖閣問題では中国における日本企業の事業リスクが顕在化しており、当社を取り巻く環境は厳しい状況で推移しております。
 このような状況の中、通期の業績予想につきましては、売上高75,000百万円と前回発表値より下回る見込みであります。
また、営業利益および経常利益につきましても、売上高の下方修正に伴い前回予想を大きく下回り、加えて繰延税金資産を取崩したことにより、当期純利益は7,200百万円の損失となる見込みです。
なお、第4四半期の為替レートは1米ドル80円を想定しております。
 当社はこのような厳しい事業環境においても持続的な成長を可能とするため、現行の「飛躍への戦略的プラン-中期経営計画(2011~13年度)」の見直しを行い、各事業について早期に構造改革を進め、収益力・財務体質強化を図ってまいります。詳細につきましては、後日、その概要がまとまり次第公表してまいります。

繰延税金資産の取崩しについて
 今回の業績予想の修正を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討を行った結果、回収が見込めない部分について取崩すこととし、当第3四半期会計期間において4,769百万円を法人税等調整額に計上しております。
● 配当予想の修正について
年間配当金
第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計
円 銭円 銭円 銭円 銭円 銭
前回予想 
(24年8月8日発表)
3.003.00
今回修正予想0.000.00
当期実績0.00
前期実績
(平成23年12月期)
0.003.003.00
修正の理由
 前述の通期の業績予想の修正に伴い、誠に遺憾ながら期末配当を見送りさせていただく予定です。
 株主の皆様には、深くお詫び申し上げるとともに、前述のとおり早期に構造改革を進め、業績の回復に向け経営努力を重ねてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

役員報酬の減額について
 当社は、平成21年以降、役員賞与の支給を停止した上で、取締役および執行役員等の月額報酬を減額しておりましたが、今回の業績予想および配当予想の修正に鑑み、平成24年12月より常勤取締役および執行役員の月額報酬の減額幅を更に拡大いたします。

(注)上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によ
り予想数値と異なる可能性があります。実際の業績に影響を与え得る重要な要素には、当社の事業を取り巻く経済環
境、主要市場における政治情勢、為替相場の変動(主に円/米ドル相場)などが含まれます。
以 上