平成25年12月期第2四半期連結累計期間は、タイの連結子会社が自動車関連部品を中心に順調に回復したこと等により、精密成形品事業セグメントには伸展が見られたものの、精密金型事業セグメントでは、日本国内市場での設備投資の回復の遅れにより金型需要全般が低迷したことの影響及び一部の売上げ予定が第3四半期へずれ込んだこと等により、売上高については、前回予想を下回りました。
営業利益については、精密金型事業セグメントの受注額の減少による稼働率の低下に伴い固定費率が上昇したことで利益率が悪化したこと等により、前回予想を下回りました。
経常利益及び当期純利益については、円安が進行したことで為替差益を営業外収益に計上したこと等により、前回予想を上回りました。
平成25年12月期連結通期業績修正予想については、売上高は、精密成形品事業セグメントにおいて、タイの自動車関連部品の受注増加及び日本国内でのディスクケース製品の増加等により、前回予想を上回る見込みであります。
営業利益は、精密金型事業セグメントにおいて、第2四半期までの利益率の悪化の影響が残ること及び、精密成形品事業セグメントにおいて、デジタルカメラ関連製品の売上減少を見込むことの影響等により、前回予想を下回る見込みであります。
経常利益及び当期純利益は、第3四半期以降の為替レートを1ドル95円レベルで想定した為替差益の発生を見込むこと等により、前回予想を上回る見込みであります。