当第２四半期連結累計期間につきましては、スマートフォンやタブレット端末の需要拡大に伴い、台湾のファウンドリによる積極的な半導体設備投資が行われたことに加え、韓国の主要取引先においても中国におけるディスプレー製造装置の設備投資が実施されました。
　このような状況の中で、期初計画に比べて下半期の予定案件が上半期分として前倒しで実施されたことなどから、当社グループの主力製品であるウエハソータやＥＦＥＭなどのウエハ搬送装置や、ガラス基板搬送装置及びガラスカッティングマシン(ＧＣＭ)の受注及び販売が増加し、大幅な増収増益となる見通しとなったため、業績予想を修正いたします。
　また、通期連結業績予想につきましても、上記の当第２四半期連結業績予想の修正に加え、韓国の主要取引先から受注したディスプレー製造装置の納入や、日本、台湾、米国などにおける半導体設備投資等について、最近の事業環境等を踏まえて見直しを行った結果、業績予想を修正いたします。
(注) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、予想数値と異なる場合があります。

　当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題のひとつと認識し、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定的な配当の維持を基本とし、業績の推移及び財務状況等を総合的に勘案して利益還元を行う方針であります。
　この基本方針に基づき、このたびの第２四半期連結累計期間及び通期の連結業績予想の修正を考慮した結果、本日開催の取締役会において、１株当たり期末配当金を期初予想の３円から２円増配し、５円に修正することを決議しましたのでお知らせいたします。