第3四半期累計期間におきましては、パチンコホールの厳しい経営環境を背景に、新機種の選定は、話題性が高く、集客力の維持・拡大が期待できる一部の有力機種にとどまり、総じて1機種当たりの販売台数は減少する傾向が続いております。
当社におきましては、第3四半期にパチンコの新規タイトルとして「CR新アレジン」、「CR PROJECT ARMS」シリーズ、「CRゲゲゲの鬼太郎 墓場からの招待状」シリーズの発売や、第2四半期までに発売した機種の手軽に安く遊べるタイプなどを市場投入し、販売台数の確保に努めました。
しかしながら、9月発売の「CR KING of KEIBA」シリーズ、11月発売の「CR PROJECT ARMS」シリーズにつきましては、市場からの十分な評価を得るまでにはいたらず、販売台数は低調に推移いたしました。
当第4四半期の商戦におきましても、パチンコ、パチスロ遊技機ともに新機種を市場投入し、営業活動を鋭意推進しておりますが、引き続き厳しい商戦を強いられております。
また、当期に販売を予定しておりましたパチンコ遊技機、パチスロ遊技機それぞれ1機種につきましては、市場ニーズに対応する商品性を実現するために、さらなる作り込みが必要と判断し、販売時期を変更することといたしました。
これらの要因により、通期のパチンコ遊技機の販売台数は計画台数150千台に対し130千台、パチスロ遊技機の販売台数は計画台数10千台に対し5千台の見込みとなり、売上高は500億円から405億円に修正いたします。
また、利益面では、販売台数の減少に伴う売上高の修正や、作り込み強化による研究開発費の増加などの影響により、営業利益30億円、経常利益30億円、当期純利益20億円に修正いたします。
※上記の業績予想につきましては、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。