(連結)
繊維機械事業では、当第1四半期で中国市場の減速に伴い受注が減少いたしましたことから、第2四半期は生産、売上ともに減少する見通しであります。一方、中国では2月末に再度金融緩和措置がとられ、3月に入り短繊維織物用のエア
ジェットルームの引き合いが増加してまいりました。また、銀行の融資も再開されており、徐々にではありますが金融緩和の効果が市場に浸透しつつあります。インドでも同様に金融緩和措置がとられましたことや、堅調な内需に支えられて商談は回復傾向に向っております。こうした市場の変化から第3四半期に向けて受注環境は改善していくと見込んでおります。
工作機械関連事業につきましては新興国市場や米国市場で自動車業界、工作機械業界などの需要を中心に、引き続き堅調に推移すると見込んでおります。
こうした状況から、全体といたしましては、上半期は厳しい状況が続きますものの、第3四半期以降は回復すると予想しております。しかし、依然円高が続いており、また今後、原油価格の高騰による材料価格の上昇なども予想されますことから急激な環境変化のリスクも残っております。
このような状況から、第2四半期(累計)の売上高は16,600百万円と当初予想比減少となり、損益面では営業損失500百万円、経常損失550百万円、四半期純損失550百万円に下方修正しております。
また、通期の業績につきましては、売上高は39,800百万円と当初予想比減少となり、営業利益は700百万円、経常利益は600百万円、当期純利益は550百万円に下方修正しております。
(個別)
業況については上記に記載の通りであります。
第2四半期(累計)の売上高は16,000百万円と当初予想比減少となり、損益面では経常損失500百万円、四半期純損失
500百万円に下方修正しております。
また、通期の業績につきましては、売上高は38,600百万円と当初予想比減少となり、経常利益は500百万円、当期純利益は500百万円に下方修正しております。
(注)上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。