（差異の理由）
　売上高につきましては、製品の売上計上基準を検収基準としておりますが、高精度化・高能率化製品を求めるお客様の検収条件の一部が未達成のため、売上が翌期以降に繰越となる案件が見込まれること等から、前回予想を１億81百万円下回る55億60百万円となる見込みであります。
　なお、これらの案件は、翌期に売上計上の予定であります。　
　営業利益につきましては、前述の売上高の減少があったものの、生産効率の向上等により、前回予想を１億23百万円上回る12億15百万円となる見込みであります。
経常利益につきましては、前述の営業利益の増加に加え、平成24年12月25日に開示しましたとおり、為替変動による外貨建資産等による為替差益（営業外収益）１億44百万円の計上があったことから、前回予想を３億23百万円上回る14億94百万円となる見込みであります。
　なお、この為替差益は、外貨建資産等による為替差益と、デリバティブ債券等の期末時価評価による投資有価証券評価益のうち、為替の変動による58百万円を合算しております。
　また、当期純利益につきましても、前述の経常利益の増加等により、前回予想を１億16百万円上回る８億75百万円となる見込みであります。
　なお、平成25年11月期の連結業績予想につきましては、確定次第、直ちに公表いたします。

　当社の利益配分に関する基本方針は、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績、配当性向等を総合的に勘案のうえ、安定した配当を継続して実施していくことであります。
　平成24年11月期の１株当たりの配当につきましては、期末40円、合計40円を予想しておりましたが、前述のとおり、売上高は当初予算を下回るものの、その他の業績が当初予定を上回る見込みとなりました。つきましては、株主の皆様への利益還元の充実を図るため、普通配当10円を加え、期末50円、合計50円に配当予想を修正いたします。

(注) 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。