［ガラス基板事業］を主とする個別の業績につきましては、前回の発表予想に対して売上高の増加は10％弱でありますが、非効率的な生産状況が改善されたことにより、損益面では、第１四半期連結累計期間の損失を補い、利益を確保する事が出来ました。なお、連結業績につきましては、［精密研磨布事業］において需要鈍化によるハードディスクドライブ（ＨＤＤ）の在庫調整が長引き受注が低調に推移し、［その他事業］においては、石英事業からの撤退により売上が減少しました。
　これらの結果、連結売上高は予想に対し244百万円減の3,755百万円となりました。営業利益は予想に対して5百万円増の85百万円に、経常利益は同70百万円増の70百万円に、当期純利益は同146百万円増の146百万円となりました。
　なお、通期業績予想数値につきましては、業界の構造的変化等による流動的な部分が多いため、前回の公表数値を据え置いております。今後、業績の修正が必要となった場合には、速やかに公表いたします。