1.特別利益(投資有価証券売却益)の計上予定の変更
平成25年5月15日に公表いたしましたとおり、当社といたしましては当第1四半期の連結財務諸表において約10億5百万円の投資有価証券売却益を特別利益に計上する予定でしたが、決算を確定するに当たり、あらためて当該取引内容・形態を慎重に検証した結果、特別利益に計上するのではなく、会計処理として、含み益として処理することが適切であると判断いたしましたので、当該投資有価証券売却益の計上を行わないことといたしました。
なお、平成25年5月15日のIRにつきましては以下のURLをご確認ください。
http://www.showa-holdings.co.jp/ir/irfile/sh20130515_2.pdf
2.特別利益(負ののれん発生益)の計上
上記1.取引に絡み、純資産価格と比較して大幅に低い価格で有価証券を取得することとなりましたので、純資産価格より安く購入した金額につきましては、連結決算の手続き上、「負ののれん発生益」が生じることとなりました。当該処理に伴い、特別利益に258,607千円を計上することとなりました。
3.特別利益(持分変動利益)の計上
当第1四半期の連結財務諸表上において、子会社の少数株主のワラントの権利行使にともない、持分変動損益72,101百万円が発生することとなりました。
平成26年3月期第2四半期連結業績予想につきましては、売上高は、当第1四半期においてはゴム事業やコンテンツ事業など厳しい状況でありましたが、オートバイファイナンスを中心とするファイナンス事業がタイ国内で大幅な増収を達成することで、減収の穴を埋め、さらに連結売上見込みを引き上げる結果となりました。
当社グループといたしましては、タイ国内でも引き続き営業拡大が進んでいることや、新たにカンボジア王国への事業展開も開始しておりますので、この増収トレンドは今後も継続するものと考えております。
その結果平成26年3月期第2四半期連結売上高予想は、当初予想を350百万円増加させた4,350百万円に修正させていただきます。
営業利益につきましては、コンテンツ事業のカードゲームのロイヤリティー収入が低調に推移したことや、ゴム事業におけるライニング部門の売上予想未達に伴う減益と変動比率の上昇により当初予定していた利益を獲得するにいたりませんでした。また、売上が非常に好調なファイナンス事業につきましては、ASEAN全域での事業展開を目指し、一部先行投資的な費用が発生しております。これらの費用につきましては、これまで以上の事業成長をサポートする為のものであり、必要かつ有益な費用拡大であると考えております。
この結果平成26年3月期第2四半期連結営業利益予想は、当初予想を280百万円減少させた420百万円に修正させていただきます。