当第1四半期累計期間の業績は、主として遺伝子工学研究事業の売上高の計画未達(平成24年度補正予算による当社の国内試薬売上高への影響を過大に見込んだ。)、遺伝子医療事業の研究開発費の増加(HF10を中心とした臨床開発の進捗が想定以上となった。)等の理由により、売上高および利益の社内計画を下回る結果となりました。これを受け、第2四半期連結累計期間の業績予想の見直しを行いました。
当第2四半期累計期間の売上高は、円安の影響を受けて、10,300百万円と計画比481百万円(4.9%)の増加となる見込であります。
利益面では、品目別の原価率の違いにより、売上総利益が計画比305百万円(5.8%)の増加となる見込でありますが、研究開発費、管理費等の増加により、販売費及び一般管理費は計画比432百万円(9.0%)の増加となる見込であります。
この結果、営業利益は300百万円と計画比127百万円の減益となる見込であり、経常利益につきましても310百万円と計画比149百万円の減益となる見込であります。
経常利益の計画比減益により、税金等調整前四半期純利益は284百万円と計画比155百万円の減益となる見込であります。法人税等は計画比32百万円の減少となりますが、第2四半期累計期間の四半期純利益は、計画比 119百万円減益の130百万円となる見込であります。
以上のことから、第2四半期累計期間の連結業績予想を修正するものであります。
注)業績予想につきましては、当社グループが現時点で入手可能な情報に基づき当社グループが判断したものであります。したがいまして、平成25年11月1日発表予定の業績は、これらの数値と異なる場合があります。
なお、平成26年3月期通期の業績予想について検討の結果、第1四半期業績が計画比未達に終わった要因は通期では徐々に解消されていくものと判断し、現時点で当初の通期業績予想を修正する必要はないと考えております。