当連結会計年度におきましては、当社の主力商品である金融機関向けプロダクトの市場環境が良好なことから、売上高及び利益とも過去最高水準を計画して事業展開を行いました。しかし、大手モバイル通信キャリアの携帯電話基地局向け通信エリア拡大及び品質改善のためのプロジェクトは一定の成果を上げ、この分野では投資一段落となりました。継続的にサービス拡大などの新プロジェクト案件を提案しておりますが、本格展開には今しばらく時間を要す見通しです。
上記状況のとおり、パッケージソフトの利益率が改善しており、利益面では前期比増益となったものの、大手モバイル通信キャリア向けプロダクトの減少による影響をカバーすることはできず、売上及び利益とも公表予算を下回る結果となりました。