・ITコンサルティング事業において、業務改革に伴うITシステムの刷新・統合に関する大規模プロジェクトを複数受注したほか、金融業や製造業の新規顧客の中規模プロジェクトも多数開始できたものの、既存案件の一部で品質向上のための費用の増加やプロジェクトの遅延が発生いたしました。また、東南アジアでのビジネスについては、マレーシア子会社は順調に成長しているものの、シンガポール・タイについては、顧客獲得が予定よりも遅れたことからコストが先行いたしました。
・パッケージ&サービス事業においては、FutureOne株式会社が下半期は前年同期を上回る売上・営業利益を確保したものの、第1四半期における不採算案件による損失のため、通期では前年度実績よりも営業利益が減少しました。
・また、平成24年1月末に雑誌「東京カレンダー」を含むメディアサービス事業を会社分割により取得し、ウェブサイトのリニューアルを行うなどインターネットサービスへの展開を推進した結果、11月及び12月は月次黒字を達成したものの、初期の赤字を挽回するには至りませんでした。
・以上の理由により、平成24年12月期の連結及び個別の業績予想を修正するものであります。
なお、期末配当予想の1株当たり750円(年間配当予想1,500円)に変更はありません。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。