（注）発行済株式総数が増加しているため、前回発表の１株当たり当期純利益につきましては、平成25年８月９日公表の平成26年３月期第１四半期決算短信の数値を記載しております。

本年５月に第I相臨床試験実施のために届出を行ったエピルビシンミセル（NC-６３００/K９１２）で患者さまの登録が開始されるなど国内外の臨床試験や研究開発は順調に進捗しており、費用等の見通しは平成２５年３月１９日に公表した平成２６年３月期業績見通しから変更ございませんが、主に以下の理由により、通期の業績予想を修正いたします。

（１）シスプラチン誘導体ミセル（ＮＣ-６００４、ナノプラチン）について、膵臓がんを対象にOrient Europharma Co.,Ltd.と共同で実施した第I相／第II相臨床試験が終了し、治験の最終段階にあたる第III相臨床試験をまもなく開始いたしますが、第III相臨床試験で使用する治験薬の同社に対する供給売上が当初の予想を上回る見込みとなったこと。

（２）株式会社アルビオンとは、ミセル化ナノ粒子と新たな化粧品素材を使用した化粧品の商業化に関する共同開発を進め、本年10月に新生「エクラフチュール」を同社から発売する予定となっておりますが、「エクラフチュール」用原材料の同社に対する供給売上が当初の予想を上回る見込みとなったこと。