3.差異および修正の理由
(1)第2四半期連結累計期間
売上高は、北米セグメントの主力品であるラツーダ、ルネスタ等が堅調に推移したことなどから前回発表予想を上回りました。販売費は、北米セグメントで一部品目の営業体制を見直したことなどから前回発表予想を下回りました。
これらのことから、平成26年3月期第2四半期連結累計期間の実績値は、前回発表予想値に対し、売上高は34億円増の1,814億円、営業利益は74億円増の174億円、経常利益は74億円増の174億円となりました。
また、投資有価証券売却益等を特別利益に計上し、特別損失として事業構造改善費用や減損損失を計上したことから、四半期純利益は37億円増の87億円となりました。
(2)通期
売上高は、北米セグメントでの売上が引き続き好調に推移すると見込まれることなどから、通期でも平成25年5月9日に公表した前回発表予想を上回る見通しです。また、製品構成の改善等により売上原価は減少する見通しです。
一方、販売費及び一般管理費は、今後、北米セグメントの最注力品であるラツーダのマーケティング強化、研究開発プロジェクトの進捗に伴う費用増や再生・細胞医薬事業などへの投資増が見込まれることから前回発表予想を上回る見通しです。
これらのことから、平成26年3月期通期連結業績予想を、前回発表予想値に対し、売上高は120億円増の3,810億円、営業利益は90億円増の350億円、経常利益は90億円増の340億円、当期純利益は40億円増の170億円にそれぞれ修正しました。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、今後さまざまな要因により異なる結果となる可能性があります。