当事業年度におけるわが国経済は、東日本大震災を克服し回復途上にありましたが、再び困難に直面しています。政権交代により景気浮揚期待は高まったものの、世界的な景気減速、欧州債務問題、また日中関係の冷え込みによる輸出環境の悪化が続いており、景気の先行きにはまだ不透明感が拭いきれません。
このような状況の中、当社は積極的な営業展開をはかったものの、売上高の伸び悩みにより営業利益は予想を下回る見込みとなりました。また、当社は従来より製品開発に注力しており、製品開発力の強化に向けた積極的な社員研修の実施による研修費の増加もあり、予想利益を下回る見込みとなりました。
このため、平成25年6月期第2四半期の営業利益、経常利益、純利益について業績予想を修正するものです。
なお、通期の業績に関しましては、今後も厳しい経済環境が継続されると予想されますが、下期に本番稼働のプロジェクトが予定されている事を勘案し、平成24年8月13日に公表いたしました業績予想に変更はありません。
(注)本資料に記載しております業績予想など将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。