(連結)
東日本大震災震災による大学学事日程のズレにより期初に大学生向け営業が十分にできなかったこと、また、震災後の消費マインドの変化による受講申込み減、長期コースの一括払い申込みから短期コースによる逐次学習へのシフト等の理由により、現金ベース売上高は計画比2,263百万円減(同9.3%減)の22,124百万円となる見込みであります。とくに、公認会計士・税理士・簿記検定といった会計系講座が不振となっております。期初には売上増加による前受金繰入額を150百万円見込んでおりましたが、現金ベース売上高の大幅減を受けて前受金戻入額を1,014百万円と見込むため、発生ベース売上高(連結損益計算書上の売上高)は23,138百万円(計画比4.5%減、同1,099百万円減)と予想しております。
また、売上減少に伴い教材費等の減少を見込むため、売上原価が計画比469百万円減(同3.1%減)、販売費及び一般管理費が同282百万円減(同3.3%減)と予想しておりますが、売上減少のスピードに追いつかず、営業利益は同342百万円減少し92百万円の営業損失(前年同期は465百万円の営業利益)となる見込みです。同様に、経常利益は同307百万円減少し101百万円の経常損失(同283百万円の経常利益)、当期純利益は同266百万円減少し151百万円の当期純損失(同244百万円の当期純損失)となる見込みです。
(単体)
単体についても、傾向は連結同様であります。
※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき当社の経営者が判断した予想であり、実際の業績等は様々なリスクや不確実性等の要因により大きく異なる可能性があります。