(1) 通期連結業績予想の修正
当期における情報サービス業界は、ソフトウェア投資においては、持ち直しが期待されものの、全体的としては抑
制傾向が継続し、企業にとって一層有益な提案が求められる厳しい状況にあります。
このような環境下、売上高につきましては、システムソリューション事業で、パッケージソフトウェア「アラジンオフィ
ス」の商品力を強化し、提携パートナー企業との実績も順調に推移しました。またWebソリューション事業で開発・強 化してきたWeb商材等を、「アラジンオフィス」と連携させたトータルソリューションサービスパッケージ「アイル1(ワン)
」の提供も開始しました。これにより、当社の独自戦略である「CROSS-OVER シナジー」戦略効果により受注実績が
好調に推移し、売上高は計画を上回りました。
一方、利益につきましては、当期の好調な業績を受け、税効果会計上の会社区分の見直しを行ったことによる繰延
税金資産20百万円の追加計上もあり、当期純利益は、当初の計画を大幅に上回る見込みとなりました。
以上のことから、平成25年7月期連結会計期間の業績予想につきましては、前回予想に比べ、当期純利益が205百
万円と上方修正することとなりました。
(2) 繰延税金資産の計上
当期の業績と今後の業績の見通しによって、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、当平成25
年7月期末において繰延税金資産52 百万円を計上し、あわせて法人税額等の調整を行う見込みとなりました。
※ 上記の予想は現時点での入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、様々な要因により予想数値とは異なる結
果となる可能性があります。