平成25年10月16日
各 位
上場会社名株式会社 アイフリーク ホールディングス
代表者代表取締役会長 兼 社長 永田 万里子
(コード番号3845)
問合せ先責任者管理担当取締役 猪俣 英夫
(TEL092-471-5213)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、平成25年8月30日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
● 業績予想の修正について
平成26年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
売上高営業利益経常利益当期純利益1株当たり当期純利益
百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)2,555△192△193△195△1,939.34
今回修正予想(B)1,374△318△307△486△4,821.36
増減額(B-A)△1,181△126△114△291
増減率(%)△46.2
(ご参考)前期実績
(平成25年3月期)
1,551△502△486△6316,266.32
修正の理由
当社グループが関連するモバイル業界におきましては、スマートフォンやタブレット端末の普及が急速に進んでおりますが、中核事業であるモバイルコンテンツ事業におきましてもスマートフォン市場での収益向上は必要不可欠であり、競争力のある事業として継続していくには早急に収益モデルの構築を図っていく必要があります。また、Eコマース事業におきましても、商品ラインナップの改善に加えて固定費の削減や人員体制の見直し等の収益化に向けた取り組みを行っている最中であります。一方、決済サービス事業におきましては、新規事業として新たな収益基盤とすべく、将来に向けての成長に期待しシンガポールで開始いたしましたが、収益基盤の確立には、今後も開発、運営面での継続した投資や管理面での体制強化の追加コストが必要な状況となっております。
このような状況下におきまして、当社は、限りある経営資源を中核事業であるモバイルコンテンツ事業を中心に国内へ集中させ、且つ、最大限効率的に活用し経営基盤の再構築を図っていく必要性から、海外でのコントロールが必要となる決済サービス事業から撤退することとし、売上高及び利益を見直すとともに、債権放棄額を決済サービス事業からの撤退に係る関係会社整理損失として、特別損失に計上いたします。
また、当社は、平成25年6月27日付「当社子会社における不明瞭な取引、有価証券報告書提出遅延、監理銘柄(確認中)指定見込み、株主総会目的事項並びに延会開催のお知らせ」にて公表いたしましたとおり、当社海外子会社等での不明瞭な取引が発生したことから、調査委員会を設置し調査をしてまいりました。その結果、いくつかの不明瞭な取引が発覚したものの、無限定適正意見を受領することができましたが、本調査に関わる費用を特別損失として計上いたします。
さらに、今回の調査委員会の調査も踏まえた再発防止策の一つとして、Eコマース事業における直送卸取引を原則中止することとしたため、一部売上高及び利益を見直しました。
これらにより、平成26年3月期連結業績予想数値を上記のとおり変更いたします。
なお、連結業績予想の修正において、決済サービス事業からの撤退による関係会社整理損失等の計上もあり財務体質がいったんは悪化することとなりますが、決済サービス事業の継続運営による追加の資金流出を早期に防止するものであり、当社グループの強みであるモバイルコンテンツ事業への経営資源の再集中には不可避であると判断しております。当社グループといたしましては、不採算事業からの撤退によって中核部門への経営資源の集中による収益基盤の確立を推進するとともに、悪化した財務基盤の強化については、収益性の向上に加えて資本増強などを含めた施策を今後検討しながら再構築を図ってまいります。

関係各位におかれましては、引き続き、ご支援を賜わりますようよろしくお願いいたします。
以 上