経済環境は、政権交代後の経済政策により景気回復の期待感を反映してきており、企業のＩＴ投資にも一部需要回復の兆しが見られます。
　このような状況の下、当社グループは、お客様のニーズに応える多様なソリューションの提供や、パートナー企業との連携強化による販売機会の拡大等を通じて受注増加につなげる一方で、当連結会計年度の第2四半期から株式会社ジールがグループに参画したことにより、成長を加速させてまいりました。また、生産性の改善とコスト削減の努力も継続し、高収益の維持に努めてまいりました。
　この結果、当社では既存のお客様からの追加ライセンスの受注が順調に増加したことなどにより増収・増益に寄与することとなった他、株式会社ジールの業績も好調に推移し、のれんの償却等コスト負担を吸収して計画を大幅に上回る業績見込みとなったため、連結通期業績予想を修正するものであります。

　業績予想の修正にともない、配当についても修正しております。
　当社グループの配当方針は、配当金額の安定性に配慮しつつ、当社業績を反映した株主還元政策を目的として連結配当性向10％～15％を目途としており、今期の業績予想の修正にあわせ、当連結会計年度の配当を１株当たり18円（連結配当性向12.8％）に修正いたします。


※ 上記業績及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手している情報に基づいた見通しであり、リスクや不確実性を含んでいます。実際の業績等は、今後の様々な要因によりこれらの見通しとは異なる結果となる可能性があります。