・今期売上については、一部の案件の納期延期などが発生しております。市場に指紋認証機能が搭載されたスマートフォンが発売になり話題になっていることや、TVニュース番組にて紹介されたことなどマスメディアの影響により、平成25年10月下旬に出展した直近の展示会などにおいても商談件数は増加しているものの、今期の売上には間に合わず来期以降の売上に寄与する見通しであるため、納期延期等の売上を埋め合わせるのは難しいと判断いたしました。
その結果、平成25年12月期通期決算の売上は、平成25年2月19日に公表した予想値より9.2%減となる見通しとなりました。
・上記展示会などの営業活動を強化した結果、広告宣伝費および販売促進費および旅費交通費等が増加していること、開発体制を強化した結果、採用費や人件費が増加したことなどから、営業損失を計上する見通しとなりました。
・平成25年12月期第3四半期において為替相場の変動により、連結で19百万円、単体で21百万円の為替差益として、営業外収益を計上いたします。
・平成22年12月に現物出資により取得した不動産については、通常は、通期決算において不動産鑑定を行い、鑑定書を元に価格の見直しを行っておりますが、一部の保有不動産について、具体的に進んでいた売却交渉が進んでいたため、不動産鑑定価格を用いず、交渉中の金額を採用しておりました。しかしながら、交渉が不調に終わり、契約に至らなかったことから、不動産鑑定の価格まで減損処理を行うことになりました。その結果、平成25年12月期第3四半期において連結及び単体で33百万円の減損損失として特別損失を計上いたします。
・ソフトウェア資産およびに第3四半期にて減損損失を計上しない残りの保有不動産ついても、第4四半期において、減損損失が発生する可能性が高いことから、特別損失として44百万円を見込んでおります。
(注)上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき判断した見通しであります。実際の業績等は様々な要因により上記数値と異なる場合があります。