前期より開始いたしましたビジネス事業領域の見直しと拡大、現行事業の収益構造の改善、プロジェクトの採算性の見直し等を図り前第4四半期会計期間より急速にその収益性が改善し黒字体質へと構造転換することが出来ました。しかしながら、コンサルティング事業における需要の縮小傾向は徐々に回復の兆しを見せておりますが、急回復とはならず、依然として厳しい状況が続くと予想されます。当事業年度第3四半期会計期間以降は、業務の効率化及び合理化による事業基盤の強化とコストの適正化が着実に進捗すると考えており、対前事業年度10%増相当の業績を維持することが可能であると想定しておりますが、第2四半期累計期間における赤字業績の全面的な回復は残念ながら困難であると考えられます。また、来期以降の長期的な成長戦略の一環として過去の負の遺産の整理、消却を推し進めたいと考えます。当然にして、組織・事業の構造改革を積極的に推進し、早期の業績回復に全社をあげて取り組んでおりますが、現時点での業績等を総合的に鑑み、上記の通り平成25年12月期(通期)の業績予想を修正いたします。
売上高については、第2四半期までの実績及び経済環境の影響を踏まえた今後の売上見込みに基づき12億73百万円(前回予想比3億26百万円減)、営業損失については30百万円(前回予想比1億18百万円減)、経常損失は40百万円(前回予想比1億19百万円減)、当期純損失は94百万円(前回予想比1億55百万円減)を見込んでおります。