売上高につきましては、駅探モバイル事業において、乗り換え案内サービス「駅探★乗換案内」にて、スマートフォンにおける有料会員獲得と売上向上のため、高単価メニュー「駅探プライム」コースの拡販に注力したこと、スマートフォンの普及に伴う従来型携帯電話における有料会員数の減少の抑制に努めたこと等により、想定以上に有料会員数を確保することができました。また、中期的な事業方針に基づき、有力なパートナーとの提携強化を複数進め、協業案件の一時売上を獲得することができました。ASPライセンス事業におきましては、積極的な提案営業が奏功し、通信事業者や交通事業者等からの新たな受注を獲得することできたこと、既存顧客からの乗換案内ASPサービスの受注が堅調に推移しました。広告事業では、スマホを介したPCサイトのページビュー増加により受注が拡大しました。一方で、中期的な事業方針に基づき、今期より新たに取り組んでおりますヘルスケア事業におきましては、調査の結果、マーケット環境が当初想定ほど整っておらず、事業化に向けた環境整備・事業計画の見直しを検討しており、継続して事業モデルの確立に努めております。これらの要因により、売上高の向上に寄与いたしました。
利益につきましては、粗利率の高い案件を獲得できたこと、効率を重視した積極的な有料会員獲得プロモーションを展開したこと、販売管理費の低減等により、利益の向上に寄与いたしました。
このような状況に鑑み、平成26年3月期の業績予想につきましては、前回発表予想を上回る見通しであります。
(注)本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。