(1)第2四半期(累計)業績予想について
売上面では、製品の衛生材料及び医療用品はほぼ予想どおりの見込みでありますが、繊維加工品は市場規模縮小傾向が継続している影響で予想を下回ると見込んでおります。商品につきましては育児用品の販売が好調に推移して予想を上回り、売上高全体では前回発表の予想数値に対して0.6%上回ると見込んでおります。
利益面では、付加価値の高い製品の販売強化などの利益重視策を積極的に行ったことにより売上総利益率は予想を上回り、経費面では全般的に支出の節減に努めたことで販売費及び一般管理費が予想を下回り、営業利益は同65.1%上回ると見込んでおります。
また、営業外収益では為替予約の残高減少に伴ってデリバティブ評価益(為替予約評価益)が12百万円発生したことも影響して、経常利益は同110.7%、四半期純利益は同103.0%それぞれ上回ると見込んでおります。
(2)通期業績予想について
下期におきましても、取り巻く環境の厳しさは当面継続すると見込まれるなか、当社は「自社製品の開発促進と販売拡大」などの重点施策を着実に実行するとともに支出の効率化に一層努めて、安定した収益の確立につなげてまいります。
通期業績予想につきましては、上期の業績の状況を勘案して、売上高は前回発表の予想数値と同じ303億30百万円、営業利益は前回発表の予想数値に対して18.8%増加の5億82百万円、経常利益は同25.0%増加の4億75百万円、当期純利益は同21.0%増加の2億65百万円に修正いたします。
なお、当面は現在の為替相場水準が継続すると見込んで、為替差損の上期実績相当額を下期営業外費用の予想値に含めております。
注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の実績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。