第3四半期において、これまで底堅く推移してきたスマートフォンやタブレット型端末等のＩＴ機器向けの受注に対し急激な生産調整が入ったことにより、売上が大幅に減少しました。また、第4四半期においても改善は厳しいことが予想されることから、売上高は当初予想数値を下回る6,900百万円となる見込みです。
損益面においてもこの急激な売上高減少に加え、薄型テレビやパソコン等のデジタル家電は需要低迷で製品価格が下落傾向にあり、生産性向上と収益性アップに努めたものの、市場環境悪化の影響を補うには至らない見込みであることから、営業利益、経常利益、当期純利益ともそれぞれ下方修正をいたします。
なお、今回の業績動向を踏まえ、収益回復へ向けて鋭意社内で体質強化へ向けて抜本的対策を検討中であり、内容が確定次第、逐次発表する予定であります。

当社の利益配分につきましては、今後の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続実施していくことを基本方針としておりますが、前述のとおり当期の業績予想を下方修正したことに伴い、誠に遺憾ではございますが、当初1株あたり6円を予定しておりました期末配当金につきまして、今回無配と修正させていただきます。


（注）上記に記載した業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。