・連結
売上高につきましては、日本セグメントにおいて、海外メーカーとの競争激化等による、得意先からの値引き額の増加、及び得意先を通じての中国向けの受注減少等により、前回予想をわずかに下回り、減収となりました。
利益面につきましては、タイセグメントにおきまして、コストの見直しを進めたことに加え、為替が大幅な円安バーツ高に振れたことにより、前回予想では赤字の見込みでしたが、営業利益、経常利益ともに黒字計上となりました。
日本セグメントにおきましては、全社をあげてコスト削減に取り組んだ結果、売上総利益率が改善し営業利益、経常利益ともに黒字計上となりました。
以上の理由により、連結におきましても、営業利益、経常利益、いずれも前回予想を大幅に上回り黒字計上となりました。
また、当期純利益も前回予想に比べ大幅に改善いたしましたが、三ツ知春日井に計上されていた繰延税金資産の大部分が取崩し対象となり、法人税等調整額を計上したため、通期では赤字計上となりました。
・個別
売上高につきましては、連結の日本セグメント同様、得意先からの値引きの増加、及び得意先を通じた日系完成車メーカーの中国工場向けの受注の減少等により、減収となりました。
利益面につきましては、売上高の減少に伴う売上総利益の減少等により、経常利益、当期純利益共に前回予想を下回りました。