・平成26年第2四半期業績 差異発生の理由
売上高につきましては、ラーメン業態については以前より行っておりますQSC(商品の品質、サービス、清潔さ)向上の施策が浸透してきたため、お客様の来店数が回復傾向にあります。しかしながら、FCの大阪王将業態では他社との競合が激しさを増しており、大幅な売上減少となっております。このような状況下、当社は予定していた新規出店(1店舗)を行わず、更に山岡家4店舗、FC店舗1店舗の閉店を行いました。このため第2四半期売上高は4,235百万円(当初予想比88百万円の減少)となる見込みであります。
原価につきましては、店舗でのロス管理などを行っておりますものの、円安を主因とした上昇が続いております。しかし販管費において、ワークスケジュール管理による人件費のコントロールや消耗品費・衛生費などの効率的使用を継続して行っているため、コスト全体で見ますと当初計画内に収まっておりますが、予想売上高の減少に伴う売上総利益の減少の影響を吸収しきれず、営業損失は10百万円(当初予想は4百万円の営業利益)、経常利益は7百万円(当初予想比16百万円の減少)となる見込みであります。
また、特別損失において、平成25年8月19日付「イートアンド株式会社とのエリアフランチャイズ契約解約のお知らせ」にて発表した通り大阪王将業態の撤退を決議したことや山岡家の閉店を行ったことなどから、店舗閉鎖損失・減損損失など252百万円が発生し、四半期純損失は165百万円(当初予想は11百万円の四半期純利益)となる見込みであります。
・平成26年通期業績 修正の理由
通期の業績予想につきましては、売上高は、ラーメン業態については概ね予定どおりに推移するものと考えており、8月にはラーメン業態の1店舗の新規出店を行いました。しかし、大阪王将業態の解約に伴う売上減少などから、8,695百万円(当初予想比329百万円の減少)と見込んでおります。
利益につきましては、上昇傾向にある原価の抑制、人件費・消耗品費・衛生費等のコントロールを行い水道光熱費(主に電気料金)上昇分のカバーを行います。また、大阪王将業態撤退によるコスト減少もありますので、全体で見ますと利益確保に繋がると判断しております。売上高減少に伴う売上総利益の減少は見られますが、同時にある程度のコスト削減も可能とみており、営業利益は200百万円(当初予想比11百万円の減少)、経常利益は230百万円(当初予想比20百万円の減少)と下期についてはほぼ当初予想と同程度の利益が確保出来るものと見込んでおります。
また、特別損失において、閉店や一部FC業態撤退に伴う店舗閉鎖損失・減損損失など253百万円を見込み、当期純損失は44百万円(当初予想は50百万円の当期純利益)と見込んでおります。
特別損失の発生
当第2四半期累計期間におきまして、ラーメン山岡家の4店舗の閉店及び6月の大阪王将店舗の閉店、更に既に開示しておりますとおりイートアンド株式会社とのエリアフランチャイズ契約を解約したことによる店舗設備の譲渡などにより、減損損失190百万円、店舗閉鎖損失61百万円など252百万円を計上しております。
※なお、上記の予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以上